しっかり測ったはずなのに、カーペットが大きすぎてしまった…そんな経験はありませんか？
測ったのに少し大きかった、という経験は大なり小なり、誰にでもあることではないでしょうか。
カーペットは色や素材だけではなく、サイズも大切な要素です。
そこで、今回はカーペットのサイズを変えたいと考えている方のために、カーペットのサイズ直しについて説明をしていきます。ぜひ参考にしてみてください。
目次
カーペットのサイズ直しはできるのか？
購入したカーペットが希望のものより大きすぎた場合は、サイズ直しで対応しましょう。
サイズ直しの方法は以下の２つです。
購入したお店に相談する
一番確実なのは、購入したお店に相談してみることです。
たいていのお店でサイズ直しを受け付けてくれます。
無料の場合と有料の場合があるので、料金に関しては確認が必要ですが、そこで購入したものであればたいていの場合で対応可能です。
カーペット加工のお店に依頼する
数は少ないですが、カーペットを希望の大きさに加工してくれるお店があります。
どこで購入したものでも受け付けてくれますし、古いものでも加工が可能です。
さらに、今まで使っていたカーペットを小さくしたり複雑な形に変えたり、という加工も可能です。
加工は有料になりますが、加工専門のお店なら簡単にサイズ直しができます。現在はインターネットでもそのお店を探すことができますので、近くのお店を探してみてください。
カーペットのサイズ直しは素人にはできません。購入店か加工専門のお店に持ち込むのが一番確実ですので、自分で生地をカットして直すことはやめておきましょう。
また、当然ながらサイズ直しができるのは大きすぎた場合だけです。小さいものを大きく直すことはできませんので、その点だけ頭に入れておいてください。
カーペットのサイズ直しの方法とは？
では、カーペットのサイズ直しはどうやって行うのでしょうか。サイズ直しの一連の流れを簡単にご紹介しましょう。
サイズ直ししたいカーペットを用意する
実際にサイズを直したいカーペットを用意して、どこをどれだけカットしたいのかを紙に書き出しておいてください。
購入店、もしくは加工店に連絡する
購入したお店、もしくはカーペット加工のお店に連絡し、直してほしいところを伝えます。その時、素材や厚みなども聞かれると思いますので、事前に測っておきましょう。
サイズ直しが完了するまでの期間や送料の有無、料金などはそこで確認ができます。
また、サイズ直しで丸みを帯びた形にする場合は、その形の型紙が必要です。
カーペットとサイズを記載したもの、型紙を送付する
サイズを直してくれるお店に、カーペットを送付します。
その時、希望するサイズやカットしてほしい場所、カットする長さなどを明記しておくと間違いなくサイズ直しができます。
前述したような複雑な加工の場合は、型紙も一緒に送付しましょう。
サイズ直し後、カーペットが送付されてくる
サイズ直しにかかる時間はお店や加工所によって全く違っています。
短いところでは3日程度でサイズ直しができ、その後送付してくれるところもあります。
急ぎの場合はサイズ直しにかかる日数もしっかり確認しておきましょう。
複雑な形に加工する人は少ないと思いますが、どうしても変わった形にしたい、丸みを帯びさせたい、という人はその形の型紙を必ず用意してください。
また、簡単なサイズ直しの場合も、カットする箇所を間違えないよう、分かりやすく印をつけておくことをおすすめします。
印はカーペットの裏側に「こちらを〇cm切ってください」と書いたガムテープを貼っておくのがおすすめです。
電話や相談メールで伝えた内容と相違が出ないように、あらかじめ「カーペットの短い部分を〇cm切る」など紙に書き出しておくと間違いなく伝えられます
サイズ直ししやすいカーペットの種類とは？
カーペットの中でもサイズ直ししやすいのは、シンプルな『平織り』のカーペットでしょう。
毛足の短い、よくあるカーペットを思い浮かべると分かりやすいと思います。
このタイプは「はさみで切っても良い」と書いてあるものもあり、形を変えやすいのが特徴です。
そのほかのカーペットでも、厚みが薄めで織りが複雑でないもののほうが加工しやすいですね。
カーペットを自力でカットしたいときは、『はさみカットOK』と表示されているカーペットも自力で切ることができます。
カーペット加工専門店に依頼しなくても、セルフカットすることができるので便利ですよ。
他にも、カーペットを購入するタイミングであれば、購入店舗でカット加工してもらえることが多いです。
例えば、当店びっくりカーペットの『100サイズカーペット』はオーダーカーペットのサイズ直しを無料でさせていただいております。
ご自宅にあるカーペットをサイズ直ししたい場合は、カーペット加工専門のお店にお願いするのが確実です。
サイズ直しできないカーペットの種類
前述したようなカーペット加工専門のお店であれば、たいていのカーペットをサイズ直しできます。
ですが、以下のようなものはサイズ直しができない場合もあります。
- フチ特殊な加工が施されているもの
- 素材を編み込んで作られているもの
- カーペットに模様が施されたもの
また、円形や台形など特殊な形状の場合もサイズ直しできないことがあるので注意が必要です。
まとめ
前述のようなカーペットだと加工が難しい場合もありますので、その点だけ気を付けて購入しましょう。
また、カーペットに模様が施されたもの、特に大きく縁取りの模様があるものは、短く切ることで模様のバランスが悪くなってしまいます。
片側だけ短くすることができないこともあるので、そこは加工してくれるお店と相談が必要です。
