ワイシャツなどでおなじみの「形状記憶加工」。
お洗濯後のお手入れがぐっと楽になる、主婦のつよーい味方!ですよね。
実は、レースカーテンにも形状記憶加工されているアイテムがあるのをご存知ですか?
今回は、”ウェーブが美しいレースカーテン”を長くキープする「形状記憶加工」についてくわしくご紹介します。
お洗濯をくりかえしても効果が続くので、お手入れも楽々!です。
レースカーテンの「形状記憶加工あり」VS「形状記憶加工なし」の比較もしてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
そもそも形状記憶加工とは?
「形状記憶加工」
なんていい響きなんでしょう・・・。
ワイシャツやブラウスのタグに「形状記憶」と書かれていたら、お店で思わず手にとってしまいますよね。
レースカーテンにも、あるとすごく便利!な機能なのでおすすめしていますが、
そもそも「形状記憶加工」とはどのようなものなのでしょうか。
「形状記憶加工」とは?
形状記憶加工とは、カーテンのヒダを美しく整える加工のこと。
縫製前のカーテンを波型に整え、真空窯に入れて高熱処理をほどこすことで実現しています。
お洗濯をくり返しても、半永久的に効果が持続することが特徴です。
ちなみに、形状記憶加工に似たものとして「形状安定加工」というものがありますが、こちらは縫製後のカーテンに熱を加えて癖づけをしています。
形状安定加工の場合、数回のお洗濯でウェーブの再現することが難しくなってしまいます。
ということで、カーテンウェーブをキープしたいなら、「形状記憶加工」がおすすめです。
レースカーテンに形状記憶は必要か
ところで!「ドレープカーテン(厚地)は形状記憶にしたいけど、レースカーテンにまで必要?」と思っていませんか?
たしかに形状記憶加工は、どちらかというとドレープカーテンに人気の機能で、レースカーテンではちょっとめずらしいかもしれませんね。
ですが、「レースカーテンにこそ!形状記憶加工にこだわってほしい!」
と私は思っています。
その理由は1つ。
「レースカーテンは、使ってる時間が長いから」。
ドレープカーテンは夜の数時間の使用ですが、レースカーテンは日中ずっと使用しています。
さらに、ドレープカーテンは使用している数時間のうちほとんどは寝てませんか?笑
それに対して、レースカーテンは朝方~夕方までずっと使用しています。
お客様をお家に招く時間帯も、夜より昼の方が多いのではないでしょうか。
このように考えると、ドレープカーテンはよりもレースカーテンが目に入る機会が多いかもしれませんね。
そして出番が多いぶん、レースカーテンにウェーブのみだれやシワがあると気になっちゃうんですよね・・・。
ですから「お部屋くつろぐ時間が至福のとき」「インテリアが大好き」な人ほど、レースカーテンを美しくキープする「形状記憶加工」を選んでほしいと思います。
形状記憶のないレースカーテンの見た目
↑こちらは形状記憶のないレースカーテンの画像(新品、お洗濯していない状態)です。
すそのウェーブが広がっている感じが「形状記憶加工なし」の参考になりそうなので、のせておきますね。
とは言っても、こちらはナチュラルテイストの素材なのでおしゃれな雰囲気。ベーシックなレースカーテンとはまたイメージがちがうかもしれません。
何を隠そう形状記憶のないレースカーテンを数年使ったわが家のカーテン・・・
ひとことで言うと・・・「だらしない印象」になっちゃってます。(※当社の商品ではありません。)
レースカーテンがすました顔で言ってます。「ウェーブ?そんなないけど?」と!
上部はひだ山があるのでかろうじて”ひだ”(?)になっていますが、下にいけばいくほどだれーん横に広がり・・・。
すそにいたっては「もはやフラットカーテン?」レベル。
残念ながらウェーブはありません。
そして、レースカーテンの開閉。
シャーっとカーテンを開け閉めするたびに、おかしなところにスジが入るんですよね。
”山折り”であるべきはずのところが、急に”谷折り”になっちゃってる、不自然にへこんでる・・・みたいな感じです。
さらに、表面全体に小さなシワ、シワ、シワ!
カーテンの耳(縦端)も、ひきつったようなシワがあります。
これらは、洗濯機にかけた後にできた「洗濯ジワ」ですね。
いちおう改善しようとといろいろ試してはみたのですが・・・なかなか直りませんでした。
形状記憶のないレースカーテンの見た目
- ウェーブがのびきっている。
- 小さな洗濯シワが目立つ。
- カーテンの耳(縦端)にひきつったようなシワがつく。
- おかしなところに折りスジが入っている。
なんというか・・・おしゃれなインテリアとは程遠い、”生活感まるだし”な雰囲気がただよっちゃってます。
形状記憶のあるレースカーテン見た目
形状記憶のあるレースカーテンはの見た目は、ひとことで言うと・・・「シルエットきれい!(感動)」です。
形状記憶加工されたレースカーテンは、流れるようなウェーブが美しく整っていることが特徴です。
ウェーブが裾までしっかりあって、全体的にメリハリがあります。
形状記憶加工がされたレースカーテンの見た目
- 丸みをおびた流れるようなウェーブ
- 均一な間隔でウェーブが裾まであり、メリハリがある。
- カーテンを開閉しても「おかしなヨレ・シワ」がつかない。
- お洗濯をしても、レールにつるした瞬間、美しいウェーブを再現。
形状記憶のレースカーテンなら、開閉のたびに「形がくずれる~~」とストレスを感じる心配もありません。
すぐさま「ベストコンディション」を再現してくれます。
さらに、ドレープカーテンは端によせてタッセルでまとめると、おしゃれで清潔感のある雰囲気にまとまりますね。
リネンや綿混素材のレースなら形状記憶がなくてもよさそう
レースカーテンの生地の種類によっては「形状記憶加工」がなくても、すてきな雰囲気に仕上がるものもあります。
それは、リネンや綿混素材などの自然素材。
リネンや綿混素材なら、ウェーブが崩れていたりシワがよっていても、それが逆に”いい味”になりますよね。
- お部屋の雰囲気はナチュラルにこだわりたい。
- シワもふくめて自然素材の風合いを楽しみたい。
という方には、ぜひおすすめです!
とくにリネン生地はやわらかい雰囲気が魅力で、使うほどに生地がなじんでいくので、長く愛用することができます。
ただし、お家でクリーニングできない商品もありますので、ご購入前によくご確認ください。
洗濯の時にストレスがないのはやはり形状記憶つき
先ほどからご紹介している、わが家のレースカーテン(形状記憶なし)。
表面のいたるところにシワがありましたが、その理由はずばり「洗濯によるもの」です。
そして私はこの洗濯ジワを解消すべく、これまで次の2つのことをためしました。
(←いちおう、少しは気にしてる。)
- 洗濯のときの脱水を短めにする。
- 霧吹きでたっぷり水を吹きかけ、自然乾燥。
でも、頑固なシワには勝てませんでした。
なかなかなおらず、結局そのままになっちゃってます。
本当はわかってるんです。
ちゃんとカーテンをはずして、低温でていねいにアイロンをかければいいことを。
(※お持ちのカーテンのアイロンがけができるかどうかは、必ず洗濯表示をご確認ください。)
でも、思うんです・・・
「この大きなカーテンのアイロンがけ、しますー?」(←がんばれ!)
カーテンフックはずして、ネット入れて、洗濯機回して、またカーテンフックをつけて、レールにつるして・・・って作業だけで、ひと苦労なのに。
そのうえアイロンですか!?
家のカーテン、全部で何枚あるのー?
だめだ、想像した時点でやる気が出ない。(←がんばれ!)
もし、仮に1枚ずつアイロンしたとしてもですよ、洗濯シワは少し改善されるでしょうが、肝心のウェーブはますます消えちゃう予感ですよね・・・。
なんだか悲しい結末が見えてきました。
だったら!もう!最初から形状記憶加工したカーテンにしときませんか?
私が今買いなおせるならそうします。(実感こもってる。)
※洗濯方法については、各商品説明をご参照ください。
形状記憶加工のオプションは高い!?
有名メーカーの高級オーダーカーテンでは、形状記憶加工をオプションで追加できるシステムがありますが、なかなかなお値段です・・・。
逆にいうと、これだけの金額を払ってでも「形状記憶加工にしたい!」という声があるのでしょうね。
やっぱりインテリアが好きな人にとっては、形状記憶は欠かせない条件ということでしょうか。
でも、私は言いたいです。
「わざわざオプションでつけなくても、もともと形状記憶つきのすてきなレースカーテンがたくさんあるのに!」と。
すでに形状記憶加工つきの商品だったら、もちろん追加料金は発生しません。
当社ではシンプルナチュラルなデザイン~おしゃれで個性的なデザインまで、数多くの「形状記憶レースカーテン」を取りそろえています。
シンプルなレースカーテンから、お洋服やテーブルウェアに使われるようなおしゃれな生地感!のものまで、すてきなラインナップ。
- 「淡くてやさしいカラーに癒される」
- 「ナチュラルでやわらかい雰囲気がたまらない」
と、ネットで眺めてあれこれ想像するだけで楽しいです。
なのにちゃっかり!?”形状記憶加工”もされているという優れものもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
(※サンプルの無料配布サービスを受けつけております。気になる商品がある方は、お気軽にお申込みください。)
まとめ
レースのカーテンは窓側にひくので、ほこりや外気の汚れを吸着しやすいですよね。
冬場はとくに結露でぬれてしまうこともあり、レースカーテンはドレープカーテンよりも洗濯する機会が多いかもしれません。
だからこそ、レースカーテンは「お手入れを楽に」する方法にこだわってほしいと思います。
- お洗濯をくり返しても、美しいウェーブを再現する「形状記憶加工のレースカーテン」
- お洗濯によるシワなどが、あえてナチュラルでおしゃれな雰囲気になる「ナチュラルテイストのレースカーテン」
などがおすすめです!
ぜひご検討ください。