「うちの子供やペットの声が隣近所の迷惑になっていないかな?」
「家の中でも気兼ねなく音楽をかけたい」
「外から聞こえてくる音を何とかしてゆっくり眠りたい」
こんな心配、お悩みをお持ちの方多いのではないでしょうか。
かといって防音工事をする程でもなかったり、賃貸だと工事自体がそもそも無理だったり、工事費用が高過ぎだったり。
そんな時、カーテンに取り付ける「あとから裏地」で簡単に窓周りの音を和らげるという方法があります。
完全防音とはもちろんいきませんが、窓周りの遮音性に一役買うことができるのでご紹介してみます。
目次
窓からの音が諸悪の根源
騒音の出入り口は圧倒的に窓なんです。
もちろん壁が薄くて隣の部屋の音が響いているとか、足音が天井から伝わっているなどのケースもありますが、外との境が一番薄いのは窓ガラス ではないでしょうか?
しかも開け閉めをするために、はめ殺しでない限り窓は開閉します。
そのためわずかではありますが、サッシには隙間が生まれます。
そういったガラスの薄さ、サッシの隙間から騒音がは伝わってしまうのです。
カーテンに専用の裏地を付け足すだけで遮音性アップ
音を通してしまいがちな窓周り。
その窓周りに通常取り付けているものと言えば、そうカーテンですよね。
窓をペアガラスにしたり防音パネルで埋めたり、専門業者の工事や慣れないDIYで四苦八苦するなら、とりあえずはこのカーテンを創意工夫してみませんか?
分厚~い防音カーテンに買い替えろというわけではありません。
今あるカーテンに1枚重ねる というご提案なんです。
ということで、便利アイテムをご紹介します。
https://bicklycarpet.co.jp/?pid=144410082
その名も『あとから裏地』
カーテンには最初から裏地が付いているものがあります。
これは生地をカーテンに縫製する際に、表地に加えもう1枚布を重ねて縫い、表地にない機能をプラスするものです。
生地が1枚分厚くなることで、防音性・遮光性・遮熱性などがアップします。
ということは、今持っているカーテンの防音性をアップさせたいなら、裏地をつければ良いと思いませんか?
でも自分で生地を買ってきて縫うのは面倒。
そもそもどんな生地を縫い付ければ良いのかも分からない。
ということで、既に持っているカーテンや防音効果のないカーテンに簡単に1枚足す ことができる『あとから裏地』が誕生しました。
試験センターで検査してもらった結果
『あとから裏地』作ったよ☆で終わらないのが当店びっくりカーペット。
日本繊維製品品質技術センターという検査機関できちんと証明を取りました!
ブルーの線が裏地あり
ピンクの線が裏地なし
縦軸が透過損失(dB)で値が大きいほど、遮音性が優れています。
横軸は周波数(Hz)で値が小さいと低い音、値が大きいと高い音となります。
つまりこの検査結果を見ると、高音域の遮音性がかなり高いと言えますね。
可聴領域の中でも、人間の耳が聞きとりやすい、感度のいい周波数帯があります。もっとも聞きとりやすいのは、2,000Hzから4,000Hzの高さの音。この周波数には、赤ちゃんの泣き声や、女性の悲鳴、家電製品の警告アラームなどの音があります。
国立研究開発法人産業技術総合研究所「人間の耳に合わせた国際基準?」
グラフの横軸、2.5k~4kつまり2500Hz~4000Hzの間ですと、3~4倍の差が出ています。
完全にその音域の音をシャットアウトできるわけではありませんが、『あとから裏地』があればないよりずっと音が和らぐと言えます。
防音室には劣るけど圧倒的に安い
防音工事を本格的にしようと思うと、費用は少なくとも100万円はかかります。
パッとそれだけ出せればよいですが、そうでないのが現実。
じゃあ、『あとから裏地』はというと・・・
安いと思いませんか?
防音工事と比較するというなんともセコイ感じですが、このくらいならちょっと試してみても良いかなという価格帯ではないでしょうか。
ちなみにですが、サイズのお直し代込みです。
お持ちのカーテンに合わせてお作りします。
DIYでがんばるより簡単?
『あとから裏地』の取り付け方法は4ステップ。
カーテンの裏面同士を合わせて
フックの下側ラインに裏地カーテンを重ねます。
フックの位置と、裏地カーテンの位置を合わせて確認して
カーテンフックを外して、裏地カーテン側にフックを取り付けます。
フックを裏地カーテンヒモへ通します。
フックの持ち手側部分までヒモを通してください。
フックをカーテンに戻して取り付け完了です。
サイズは取り付けるカーテンに合わせて作っているので、面倒な調整が不要なんですね。
そういう意味ではDIYで防音パネルや有孔ボードをカット、取付けるよりはずっと簡単で失敗がありません。
まとめ
窓周りの防音対策に『あとから裏地』をカーテンに取り付けるのは、簡単で失敗のない方法です。
防音室ほどの効果はありませんが、ある程度騒音を和らげてくれる効果があります。
取り付けも簡単で、DIYで防音パネルを付けたりすることを思えば、ずっと楽に騒音対策ができると言えます。