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カーテンの洗濯方法を専門店が解説【保存版】簡単5ステップで完了
カーテン

カーテンの洗濯方法を専門店が解説【保存版】簡単5ステップで完了

びっくりカーペット

「かけっぱなしのカーテンってなんだか汚れていそう……」

そうは思うものの、定期的にカーテンを洗濯する習慣のあるご家庭ってどのくらいあるのでしょう?
この記事を書いているのはインテリアショップの店員(3年目)なのですが、正直に告白すると3年前の引っ越し以来洗っていませんでした。ごめんなさいごめんなさい。

今回は、己の反省の意味も込めて、徹底的にカーテンの洗濯方法についてまとめます。
そしてちゃんとカーテンを洗います。良かったら皆さんも一緒に洗いましょう。そうしましょう。

カーテンを洗う頻度は年2~3回が目安

女性 掃除

ずっと掛けたままのカーテンは、知らず知らずのうちに汚れています。

カーテンは年2~3回を目安に洗濯しましょう。
季節の変わり目や、大掃除など他の家具や衣類を入れ替えるタイミングで一緒に洗濯するとわかりやすいですね。

忙しくてなかなか時間を取れない方も、年に1回は洗濯しましょう。

「赤ちゃんがいるからできるだけ清潔にしたい」「面倒だからほどほどでもいいかな」などニーズに合わせて洗濯頻度を決めていきましょう。

★カーテンと風水の関係★

風水において、カーテンは『気』の通り道だといわれています。
窓から『良い気』を部屋にとどめ、逆に部屋にある『悪い気』を追い出してくれる重要なアイテムです。
カーテンが汚れていると、厄がついて『気』の通り道の役割を果たせなくなります。

定期的に洗濯して、汚れも厄もスッキリ落としてしまいましょう!

カーテンを洗う前の事前チェックリスト

チェックリスト

カーテンを洗い始める前に、事前に確認しておく項目をご紹介します。

それは「洗濯表示」「カーテンの素材」の2つです!

洗濯表示をチェック!

カーテンをはじめとした布製品は素材や編み方によって、洗濯方法が違います。

そこで、まずは洗濯表示を確認していきましょう。

カーテン 洗濯表示

洗濯表示とは、カーテンや衣類の裏側についているこれ(↑)のことです。

カーテンの場合は、カーテンフックの近くや、両端についていることが多いので確認してみてください。

洗濯できるかどうか

カーテンを洗濯するときに最も大切なのは、「そもそもカーテンが洗っても大丈夫か?」ということ。
せっかくカーテンを取り外して準備をしても、洗濯できなければ本末転倒ですよね。

まずはカーテンが洗濯しても大丈夫か、以下の表を参考にチェックしてみましょう!

洗濯機OK 手洗いOK 洗濯不可
洗濯機洗いできる
桶のマーク
手洗いできる
桶と手のマーク
洗濯不可
桶と×のマーク

洗濯機OKのマークに数字が書かれているときは、数字よりも低い液温で洗濯しましょう。
手洗いOKカーテンは、40℃以下の液温で洗ってください。

洗濯不可でもドライクリーニングできることがあるので、〇のマークを確認してみましょう。

ドライクリーニング可能 ドライクリーニング不可
洗濯表示洗濯表示

〇にPやFが書かれている場合は、ドライクリーニングができます。
クリーニング店に依頼して、洗ってもらいましょう。

漂白剤を使って良いか

カーテンにカビが生えている場合は、漂白剤が使えるかもチェックしておくと便利です。

漂白剤の使用については、三角のマークを確認してみましょう。

漂白剤OK 酸素系漂白剤のみOK 漂白剤NG
洗濯表示 洗濯表示 洗濯表示

カーテンを漂白するときは、色落ちしないよう生地に優しい酸素系漂白剤で洗濯をします。
なので、酸素系漂白剤が使えれば問題ないです。

カーテンの素材をチェック

次は、カーテンの素材を確認します。
特に天然素材はデリケートな素材が多いので、洗濯をするときには取扱いに注意が必要です。

ここでは、洗濯の時に特に注意が必要な2つの素材を紹介します。

スタッフ

一方で、天然素材は静電気が発生しにくいためホコリや汚れがつきにくいというメリットもあります。
よほど汚れが気にならない限りは無理に洗濯をしない方が良いかもしれません。

注意すべき素材①綿(コットン)

コットン

優しい手触りと豊かなデザイン性が魅力のコットン。

水にぬれると縮む特性があるため、ドライクリーニングになっていることも多いです。
洗濯する前に、きちんと洗濯表示を確認しておきましょう。

紫外線を浴びると黄色く変色するので、陰干しが鉄則です。
コットンはカビに弱いので、風通しの良い日に洗濯する、エアコンを活用するなどして、しっかり乾かしましょう。

注意すべき素材②麻(リネン)

リネンカーテン

シャリっとした手触りと素朴な風合いが素敵なリネンカーテン。

リネン素材はシワになりやすいため、脱水~干す時に注意が必要です。
脱水機に掛ける場合は、洗濯後にたたみ直す方が良いでしょう。

また、脱水が終わったらすぐに干すようにしてください。
それでもシワが気になる人は、干した後に軽く引っ張ってしわを伸ばしたり、両手でシワの部分を抑えたりしてください。

リネンも水分量によって伸び縮みする素材なので、サイズに関してはおおらかな気持ちで洗濯しましょうね。

カーテンの洗濯方法!簡単5ステップ

事前チェックが終われば、いよいよカーテンを洗っていきましょう。

カーテンを洗う方法は意外と簡単です。
5ステップで完了するので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

★カーテンを洗う手順★

  1. カーテンのホコリを落とす
  2. カーテンをレールから取り外す
  3. フックを外して折りたたむ
  4. 洗濯表示に従い洗う
  5. 脱水してカーテンレールに干す

①カーテンのホコリを落とす

カーテン

長く開け閉めをしていないカーテンには埃がたくさん付いていることがあります。
ホコリや汚れが大量に付いた状態で洗濯すると、水に溶けだした汚れがカーテンへと戻ってしまいます。

目に見える埃・ゴミが付着している場合は取り除き、数回カーテンを開閉して埃を下に落としましょう。
強く叩いたり、ブラシでごしごしすると生地が傷むので優しく払うだけに留めます。

②カーテンをレールから取り外す

カーテンレールからカーテンを外す

カーテンをカーテンレールから取り外します。

カーテンフックも、カーテンから取り外しておきましょう。

カーテンによってはウェイト(重し)が入っているものがありますが、こちらは通常取り外しができませんので、ウェイトが入ったままで洗濯します。
その他、カーテンクリップなどの小物があれば忘れず取り外してください。

③カーテンを折りたたむ

ぐしゃっと丸めて洗濯機に入れると変なシワが残ってしまったり、生地の傷みにつながります。

カーテンは以下の方法でたたむと、シワになりにくく傷みにくいです。

カーテンのたたみ方

まず、カーテンのひだに沿って蛇腹織りに畳みます。
ひだのないフラットカーテンや、形状記憶のないカーテンでひだが分かりにくい場合は、端と端を合わせて半分、また半分と縦にたたんでいきます。

縦長に畳まれたカーテンを、今度は上から下へ半分にたたみます。
丈の長いカーテンならさらに1~2回半分に織り、洗濯機に入る大きさまでたたみます。

④洗濯表示に従って洗う

いよいよ洗濯機を回すステップです。
ここまできちっと下準備をしたので、もうひと頑張りしましょう!

洗濯表示によって洗い方が変わるので「洗濯機OK」「手洗いOK」のどちらなのか、今一度確認しておきましょう。

洗濯機で洗う場合

洗濯機で洗う場合は、コースの選び方に気をつけましょう。
洗濯コースは、洗濯表示を見て決めます。

洗濯コース

記号の下に横線が入っている場合は、洗濯機の弱モードで洗う必要があります。
弱流水コースやおしゃれ着コース、手洗いコース、ソフトコースなど洗濯機によりいろんな呼び方がされています。
洗濯機の取り扱い説明書を見て、適切なコースで洗ってください。

すすぎ中に柔軟剤を入れると、黒ずみや洗濯シワの予防になりますよ。

手洗いする場合

カーテンの手洗い

手洗いの場合は、押し洗いが基本です。
もみ洗いはシワの原因になるので注意しましょう。

まず浴槽や大きなバケツに40℃以下のお湯を張り、中性洗剤を入れます。

よくかき混ぜたら折りたたんだカーテンを入れて、両手で押しながら洗いましょう。

※手荒れが気になる方はゴム手袋やビニール手袋を装着してください。

⑤脱水してカーテンレールに干す

洗ったままの状態だと、水がポタポタと垂れてしまうので脱水しましょう。

カーテンは薄いので、脱水機に30秒かければ大丈夫です。
しずくが垂れてこないのを目安にしましょう。

干す時は、カーテンレールを活用して干しましょう。
カーテンを軽く引っ張ったり、手で押さえてしわを伸ばしておくときれいに仕上がりますよ。

カーテンを洗うときのポイント

洗濯

ここではカーテンを洗う時に気を付けるべきポイントについて解説します。

カーテンを洗う時は以下の4つのことに気をつけましょう。

★カーテンを洗うときのポイント★

  • カビや汚れが目立つときはつけ置き洗い
  • 洗濯ネットを使う
  • カーテンレールを掃除しておく
  • 半ぬれ干しをする

カビや汚れが目立つときはつけ置き洗い

カーテン カビ

汚れがひどい時は、洗濯前のつけ置き洗いが効果的です。

つけ置き洗いはとっても簡単。
カーテンの洗濯温度よりも低いぬるま湯に洗剤を入れ、カーテンを30-60分ほどつけるだけ!

あとは、洗濯表示に従って洗濯すれば大丈夫です。

カビが生えているときは、酸素系漂白剤を使ってつけ置き洗いをしましょう。

詳しくはこちらの記事を参照してください。

洗濯ネットを使う

洗濯ネット

カーテンは生地が傷みやすいです。
洗濯機でカーテンを洗う時は、ダメージ防止のために洗濯ネットに入れましょう。

洗濯ネットは大物洗い用の大きいサイズを選んでください。

カーテンレールも掃除しておく

カーテンレールの掃除

カーテンレールを日ごろから掃除している方は意外に少ないのでしょうか?
実はカーテン同様に、カーテンレールも汚れがたまっています。

洗濯機で洗濯している間に、カーテンレールも拭き掃除しておきましょう。

詳しくはこちらの記事を参照してください。

半ぬれ干しをする

カーテン

カーテンを干す時は、半ぬれ干しがおすすめです。

スタッフ

「ぬれ干し」とは脱水をかけずに干す方法です。
洗濯物に含まれた水の重みを利用してしわを伸ばすことができます。

カーテンの場合はサイズが大きいので完全なぬれ干しではなく、「半ぬれ干し」をしましょう。

半濡れ干しは、脱水しすぎないことがポイントです。
持ち運ぶときに水分がぽたぽたと垂れてこない程度に脱水を行いましょう。

カーテンの汚れを防ぐ!日ごろのお手入れ方法

ハンディモップ

カーテンは洗濯だけはなく、日ごろのお手入れも大切です。
週1回を目安に、カーテン生地の表面のホコリを取り除きましょう。

カーテンの上から掃除機のブラシやハンディモップで優しく撫でるようにホコリを払ってください。
カーテンのひだは特に埃がたまりやすいので、丁寧におこないましょう。

日ごろからきちんとお手入れしておくことで、カーテンを美しく長く保つことができますよ。

洗濯がしやすいカーテンの種類

汚れがひどい場合はカーテンを買い替えるのも一つの手段です。
カーテンを洗濯したいという方は『形状記憶』加工付きのカーテンがおすすめです。

形状記憶カーテン

形状記憶カーテンとは、シワが付きにくい加工が施されたカーテンのことです。

洗濯してもシワが付きにくく、ウェーブをキレイに保ってくれます。

形状記憶カーテンをもっと見たい方はこちら!

下矢印

 

 

形状記憶レースカーテン

まとめ

この記事では、カーテンの洗濯方法について解説してきました。

カーテンの洗濯は、とにかく洗濯表示を確認することが大切です。
ご家庭での洗濯ができそうな場合も、手順を守り、生地を傷めないように洗濯をしましょう。

カーテンを洗濯する方法は以下の通りです。

★カーテンを洗う手順★

  1. カーテンのホコリを落とす
  2. カーテンをレールから取り外す
  3. フックを外して折りたたむ
  4. 洗濯表示に従い洗う
  5. 脱水してカーテンレールに干す

カーテンを洗濯機で洗う時は、生地が傷まないよう洗濯ネットに入れてくださいね。
洗濯後は軽く脱水し、カーテンレールに吊るして半濡れ干ししてください。

毎日眺めるカーテンだからこそ、いつまでも美しく清潔に使っていきましょうね。

びっくりカーペットスタッフ

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ちーぬ

この記事を書いたのは…

某IT企業勤めの頃、勢いあまって赤坂・六本木あたりに住むもコレジャナイ感に悩まされ地元関西にUターン。
その後も引っ越しを繰り返し、家を買って1年で売ったりの暴挙を続け、数年前に6軒目に移住。
色々渡り歩いたからこそ住居やそのインテリアの大切さを痛感し、今はコラムを通して情報発信をしています。
10年以上うさぎを飼っており、いつもほんのり牧草の香りをまとっています。

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